第二回おおさかホビーフェスに行ってきました。関西でこういったイベントやってくれるのは嬉しいねぇ。このイベントでの初お披露目の品が多数あるのはもっと嬉しいねぇ。申し訳ないですが写真は撮っていいのか分からなかったので一つもありません。以下、僕が気になった品物です。

http://www.mr-hobby.com/itemDetail.php?iId=2564
ガンダムマーカーエアブラシシステム
実物を触らせてもらえましたよ。僕が試用したときにセットされていたマーカーは金色のマーカーで、ペン先はエアブラシ専用芯ではなくマーカーに元から付けられている芯でした。缶スプレー程度の塗料粒をスプレーより狭い範囲、かつ少ない液量(エアブラシの細吹きといった雰囲気ではない)で撒く様な感じでした。吹き付ける対象から5cmほど離し、ボタン押しは一秒程度にしつつ断続的に吹き付けるとうまく塗れました。断続的に吹く理由は普通のエアブラシのようにボタンを押しっぱなしにするとペン先への塗料の供給が追いつかなくなり、かすれるためだそうです。同時発売の専用芯に交換すると、散布の範囲をさらに抑え、塗料の供給もより良くなるそうです。塗膜は乾燥の速さもあってか、つや消しコートをしたようなややざらついた感じでした。膜の強さはマーカーなりですが、水性トップコートで仕上げればより良いとのことです。マーカー1本で塗れる面積はHGUCをランナー塗装する程度なら塗りきれる程度なんだそうです。個人的にはなんていっても、掃除しなくてもいいのが良い・・・。

http://www.hobby-wave.com/LINE_UP/materials/ht399/index.html
HGファインニッパーSP(ゲートカット用)
最近流行の片刃タイプのニッパーです。お値段以上に良く切れる印象でした。左右の刃先の背を合わせた時に段差が無いごく普通の形状なのが良いです。この部分をあえて段付にしているニッパーもありますが、あの段差がかえって使いづらいと感じる人はこのニッパーを試す価値があると思います。あと、少し気になったのはスプリングが少しやわらかすぎるように感じた点ですね。特徴的なフィンガーグリップはメーカーの方に「グリップにあるフィンガーグリップは、切り出したがゲートに引っかかってしまったパーツを手で外す時ような、一瞬だけニッパーを手から離したいと思った時に便利ですよ」とガンプレイの要領で実演を見せていただきました。「どうでもフィンガーグリップがジャマなら切り落とす事だって出来ます!」とも教えていただきました。

http://www.hobby-wave.com/products/ht323/index.html
HGマルチハンドル 【細】
これも触らせていただきました。「ピンバイスで同じ事が出来るじゃないか」って言いたくなりますが、これの良い点は軽い事につきます。チゼルやニードルって長時間持つこともあるからね。細かい部品を持って整形するときの取っ手にも使えるんじゃないでしょうか。

https://www.kotobukiya.co.jp/product/product-0000002606/
https://www.kotobukiya.co.jp/product/product-0000002632/
朱羅 忍者/弓兵
あくまで僕の中の話ですが忍者を主人公、弓兵の方を黒幕と呼んでます。画面で見てるだけでトンデモ無い二人ですが、実物はもっとすごいぞ!そりゃあ・・・もう・・・。

タミヤの1/48Bf109G-6もすごかったぞ!「今回のメッサーはここのプロポーションがこうすばらしい・・・」なんてレビューは僕にはできないのだけれども、機首周りのギミックが楽しいキットでしたよ。機首周りのハッチには閉じた状態のパーツとオープン状態のパーツがあって、さらに内部の機銃やエンジンも再現されているのだ。しかもそれが仕込みの磁石のおかげで完成後も交換して楽しめてしまうのだ。「参考出品で発売日は未定なんですよー」なんて言ってたけど、ランナー状態で展示してあるくらいなので、近いうちに出してくれるんじゃないでしょうか。

バンダイブースでは子供向けのガンプラ製作教室が開かれていました。バンダイガンプラタミヤミニ四駆も末永く続いている秘訣なんだろうなぁと思いました。とてもありがたいことに川口名人を近くで拝む事ができました。なんとか僕も模型の国アウトキャストから脱却しないとなぁ。