ガンダム世代ではないのですが、小さい頃から初期のガンプラにドップリはまっていたものです。特に、アニメには登場しない派生型MSのシリーズであるMSV(モビルスーツバリエーション)にくびったけでした。戦場写真風の箱絵がイマジネーションをかき立てます!今回はそんな箱絵を見てほしいと思います。

まずはプロトタイプドム(左)とザクマインレイヤー(右)。民間向けのデモンストレーションに参加しているプロトドムが描かれています。隣にいる親指を立てたザクはこのドムのメンテ要員なんでしょうね。カーレースのピットクルーのようにも見えます。左の箱のザクマインレイヤーは機雷散布用のMSです。バックパックの威容を見せ付けるために後ろ向きに描かれています。今時、後ろ向きに写った箱絵なんてまずないでしょう。

MSVシリーズの主役、高機動型ザク(左)とデザートザク(右)です。高機動型ザクの方は黒い三連星がマゼランにジェットストリームアタックを仕掛けた瞬間です。これバックパックや脚部のエンジンノズルを強調させるためか後ろ向きで描かれているのが特徴です。デザートザクの方は連邦の戦車の隊列への奇襲を描いています。なんで砂の中にザクが埋まっているんだろうと小さい頃不思議に思っていました。アニメメカのバリエーションといったら高機動型○○やデザート○○といった定番を作り出したのは彼らの功績だと思います。

主役なのにこのシリーズに限ってはザクにその場を奪われた感のある連邦軍のMSV、プロトタイプガンダム(左)とフルアーマーガンダム(右)です。プロトガンダムはロールアウト直後の新品状態で写っています。FAガンダムの方はパーフェクトジオングとサシで喧嘩しています。

プロトガンダムの隣にいるのは組み立て途中の二号機かあるいは三号機。こんなの描かれたら鼻血でるよ。

後ろにはガンキャノン。当時、プロトガンダム一緒にガンキャノンも買っちゃいました。上手い商売するなぁ。

テム・レイなのかな?恍惚とした表情で完成したガンダムを見上げています。

説明書に載っている塗装図。何度もカラーリング変更されたプロトガンダムのカラーバリエーションの一つだそうです。襟まわりの赤色が非常にパチもの臭く感じます。目の周りも青くて不健康そうです。ちなみにプロトガンダムはサイド7でジーンあるいはデニムのザクに撃破されてしまったという設定なのです。

中央に描かれたFAガンダムの右後方でもFAガンダムとPジオングが戦いを繰り広げております。Pジオングの右肩に二連ビームライフルが直撃している様子が分かるでしょうか。1/100スケールのFAガンダムの箱では制圧したムサイの上に横たわるジオングとそのジオングを殺害したと思われるFAガンダムが描かれています。

MSVじゃ知名度が低い部類に入ると思いますがインパクトはあります。サイコミュ試験用のZタイプザク(右)とその改修機である高速機動型ザク(左)です。早い話がジオングのテスト機のようなものです。既にザクの原形をとどめていません。

分かりにくいと思いますが、高速機動型ザクに随伴しているドムとザクの内、ザクは先述の高機動型ザクの一般色バージョンなのです。コレ発見したときも鼻血でそうでした。
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まさかマインレイヤーが21世紀になってMGで新発売するとは誰が想像したでしょう?ちなみにこの箱絵は上の方に載せた古い方のマインレイヤーの視点をから左にずれた絵になっています。