久しぶりに映画見てきました。人に少ないナイターを狙ったとはいえ、僕も含めて客はたったの二人。1200円でほぼ貸切なんて贅沢にも程がある。見てきたのはバトルシップ。人外を遠慮なく蹴散らす映画/ゲームって大好きなんですよ。人じゃなけりゃ後腐れがないでしょ?


僕の目から見たあらすじ
 ある日、NASAは地球によく似た惑星を発見したのでハワイにゴイスーな通信装置を作り、まだ見ぬ宇宙人にラブコールを送りました。すると、宇宙人は期待を裏切ることなく侵略してきました。送り込まれてきたのは斥候と思われる五隻の機動兵器。ところが、大気圏突入の際に通信用の艦を失ったため、母星への連絡手段としてエイリアンの糞どもは例の通信施設をせしめようとハワイ周辺に強力なバリアを展開する。バリア外から手出しが出来ない状況の中、演習中にバリアの内側に取り残された三隻の日米イージス艦が反撃に出る〜!
 カップルでお越しの方は主人公の婚約とか見所にするといいよ。


なるべくネタバレしないように書いたつもりの感想
 序盤に主人公がスーパーに忍び込むシーンがあるのですが、そこで流れるBGMはいかにもな曲です。あれって日米共通なのかなぁ。肝心の宇宙人はさし当たっての脅威やインフラしか破壊対象にしない倹約家。本隊が到着するまでのガマンガマン・・・みたいな雰囲気が出ています。彼らは機動兵器に搭載されたホーミングするチートなグレネードやチェーンソーの付いたバカでかいハイパーヨーヨーで人類を蹂躙します。グレネードは目標に突き刺さってから起爆するまでの間があるのがいいね。ヨーヨーの方はどう頑張っても破壊不可能だろってくらい強固そうに見せかけて、物語後半にはF/A-18に易々と撃破されてしまいます。スズメバチの人外キラーっぷりはこの映画でも健在でした。終盤にはタイトルにもなっているアレが出てきます。異星人に対する人類の危機にアレを持ち出す展開にカタルシスを感じるのはヤマトの諸君に限らず、アメリカも同じなのかなと思いました。あと、エンドクレジットの後にもオマケが付いているので途中で帰らないでくださいね。

 例の如く、イージス艦のプラモデルが欲しくなってきたけど、いろんなメーカーから豊富にラインナップされすぎていてどれを選べばいいのか全く見当が付かん・・・。