ほんと、このブログは完成品を載せないよね・・・

と!思わせて!実はひとつ完成してました。ザクスナイパーはドイツの自走砲みたいなもんなので分類が同じでありながら車体が違う奴がわんさと居て当然、みたいな妄想はザクスナイパーフリークでは常識である。そんな妄想から生まれたB型ベースのスナイパーがこれ。これを作って残ったパーツはノーマルのA型になるのでとてもエコなニコイチ改造ですよ。


組み上げたあとの塗装が困難な構造のキットなのですが、ブログを通じて懇意にさせていただいているモリタケンジさんの加工法を大いに参考にさせていただけたので、仕上がりもより良いものになったと思います。特に頭部と口吻部のつなぎ目が消えたのは何度見てもニヤニヤしてしまいます。ありがとうございました!


珍妙な左肩のアーマーは作画のアレで時折出てくる四本スパイクのアーマーを好意的に解釈したもの。僕はたいそう気に入ったのだが、友人に「ふじつぼ!」って言われちゃいました。なるほど、磯の香りがしませんか?


ストックをビルダーズパーツのあまり部品でF2ザク風味に。数あれど、全く同じ仕様は存在しないって雰囲気を出したかったのです。


メインの大型センサーにはMSサイトレンズの基部を加工して入れてみました。ちなみにサブセンサーはレンズ部に穴を開けて、クリアランナーをはめ込んだだけのだ!


スリットから銃身がチラチラ見えるのっていいよね。ラメの混ざった無塗装のダークグレーのランナー(HGUCギラドーガのだったはず)を磨いてからはめ込みました。

塗装はクレオスの黒サーフェイサーを吹いたあとに、カークス機風味の塗装にしました。ホントは冬季迷彩などなどを考えていたのですが、自分の腕と塗装パターンの発想力が全く追いついていないのに気づかされました。厄介なABS関節の塗装ですが、肘のA36、A37の動かした際に擦れる部分には一切塗料が付かないようにし、A41、A42などの負担のかかるパーツには一切塗装を施さずに見える面にだけタミヤウェザリングマスターの似たような色を摩っておしまい!塗膜の強度は知れてますが、そうそう触れる部分じゃないのでこれでいいのだ!


未完成病のひどい僕にとって滅多にやらない塗装工程が大変でした。ホコリとかホコリとかホコリとか・・・。しかしちゃんと形になると喜びもひとしお、なんて可愛いやつなんだろう。
ありがたいことに近所のお店に飾ってもらってます。ショーケースに立つ彼がオトコマエに見えるのは親心でしょうか。