スーパーナパーム欲しかった

オマケ目当てに買ったガンダム誌は個人的には雑誌の内容はそれなり・・・ってことが多かったんだけど、こちらはなかなかグッときた。その中でも曽野由大さんの「熱山がパーフェクトガンダムつくるってよ」はバンダイが用意してくれた舗装道路をワザとコースアウトし、自ら大型竜巻に突っ込むプラモボーイズにはぜひぜひ見て欲しい。この漫画は現代のガンプラ爛熟期にありながら300円ガンダムを狂四郎4巻の巻末記事を頼りにパーフェクトガンダムに改造する酔狂者の四苦八苦する姿を描くのだ。改造途中のパーツが放つシュールな光景、ささくれ立ったバルサ材の悲哀、手間ヒマかけた改造が実らなかった時の喪失感、ガンプラ改造という孤独なデス・ロードを駆ける者なら誰しもが見た悲喜交々が描かれています。けどまぁ、散々やっても完成までたどり着かなかったときは狂気しか残らないので程々にやろうず。だから僕は狂ってるのだ。