川崎重工創立120周年記念展に行ってきました。カッコイイ写真や詳しい話は他のサイトさんが僕より魅力的に紹介してくれるはずなので書きません。ただ、展覧会から感じたのは「どうだすごかろう、このエンジンと過給器は!カワサキだぞ!」でした。本当に価値がある展示会だった。

この展示会を特集したTV番組を見たのだけれども、リポーターが展示会スタッフに趣旨を喋らせたり、当時の飛燕を知る方による機体のお話しを取材しておきながら、それを無視していつもの「戦争の悲惨さがぁー」「過去の過ちをぉー」でシメるのだ。当然ながら展示会にはそんなグロテスクな反戦平和の趣旨は全く無い。この特集を作った人は擦り切れた反戦平和嗜好で取材相手の顔に泥を塗って給料を貰うのです。どうせ下らない反戦バラエティーに仕上げてしまうのなら「この過給器を製造するためにオウムガイが乱獲された悲惨な歴史を後世に伝えなければいけません!!!1」くらい言って炎上するくらいすればいいのに。復元する事と捏造する事って全く正反対なんだよ。


展示されていた17号機のデカール付き。エンジンや組立て台、工員が付いた幸せ度数が高いキットです。