戦前型ニ扉クロスシート電車42系のバリエーションの一つであるクモハ42を作ってます。グリーンマックスからは運転席が片方だけのクモハ43が発売されていますが、前と後ろに運転席のあるのクモハ42は出ていないため、切りつないで作ることにします。リトルジャパンというメーカーから大変よくできたクモハ43のキットが出ているのにもかかわらず古いキットを改造して作るわけは、ジャンクパーツの消化という理由もあるからなのです。

つぶしたら修正不能なリベットだらけの車体なので傷つけないように慎重にカット。板の切断面だけで接着するので強度は大丈夫なのかな?と思いましたがまったく問題ないくらいの強度が得られました。裏から補強のプラ板も貼り付けてあるし問題ないね。

片方の運転台にはホロ(電車の連結部分についている蛇腹の布のこと)取り付け部が残っており、これをどのようにして作るかというアイデアが出なかったので工作が頓挫しておりました。作りにくいならほかのやつからもぎ取ればいいじゃないかと思い浮かんだので早速実行しました。改造アイデアのひらめきが最近の一番の快感です。もぎ取ってきた部品は101系電車の余りまくっている部品なので罪悪感はゼロです。
・・・これでいけるはずだったのですが、枠の角が角ばりすぎているのと、上下の長さが僅かに短かったため、同じく201系の余り部品を同様に加工し、二つを丁度良い長さに切りつないで修正しました。不毛すぎる。
 あとはもう片方の顔の部分と側面を作り、箱状に組み上げれば完成! だけどこれも作り始めて二年くらい経ってる・・・。


平成まで活躍した数少ない旧型国電クモハ42 引退もつい最近だったので綺麗な映像がたくさん残されています。