瞬殺!MSV

 機動戦士ガンダムMSVシリーズは大変人気が高く、再生産されても一部の商品を除いてすぐに店頭から無くなってしまうのです・・・。これらの旧キットは改造パーツとしても利用価値が高く、最新のHGUCシリーズやMGシリーズをMSV仕様に化けさせるのに無くてはならない物なのです。特に人気が高いMSはジョニー・ライデン専用機各種、GMスナイパー、GMキャノン、ザクキャノン、高機動型ザクザクタンクあたりでしょうか。逆に在庫の常連は偵察型ザク二種とガンキャノン2といった感じです。今回ばかりは人気の高さ&久々の再生産というわけかジョニーライデン用ザク/ゲルググを見かけませんでした。新発売のMGジョニーライデン用ザクやザクキャノンには目もくれず、旧キットばかり店頭から姿を消していきます。旧キットのザクキャノンが1000円なのに対してMGのザクキャノンは4500円もします。値段相応の内容なのでしょうが、最新のザクは現代のジオン兵達には高すぎるのかもしれません。

なんとかわが部隊に回されてきたのは1/100の高機動型ザク、ザクキャノン、1/250のパーフェクトジオングです。

「この前MGのやつ買っただろ・・・」そう言われても文句言えないですがソレはソレ!コレはコレ!古いから劣っているなんて言うのはナンセンスだと思います。特にシールドの形状解釈は旧キットのほうがはるかにセンス良いと思います。

志村後ろー!なんてベタな言葉が出るくらい後ろからPガンダムが虎視眈々と背後から忍び寄ってきています。なんで1/250なんて中途半端なスケールなんだろう?と思ってしまいますが、ジオングは足の無い状態で背丈が普通のMS並なのでその背丈と同じくらいの長さの足なんかつけたらとんでもない大きさになります。しかし1/100でパーフェクトジオングも出てるんだよなぁ。ギレンの野望のジオン完全勝利ムービーでこのPジオングガンダムを踏み潰すシーンに惚れてしまいました。

ハードタッチな絵柄でも指は丸っこく、足の裏はつるぺた。これが当時のMSVの絵柄の良さだと思います。プロポーションも現在の物に比べ、野暮ったい感じもしますが、今のリメイクには無いガチムチ感があります。しかし、メカに白色ってすごく映えますね。
 既に20年以上経ったこのシリーズですが、今でもガンダムSEEDガンダム00でMSVの概念が続いています。MSとMSの中間を埋めるMSというのがいいですね。

またこのリンクを貼ってしまった! でもいいんです