先日に引き続き、WAVEのAFSMk.1を作成しております。今回は関節カバーの塗装について考えてみました。

くどいようですが、ポリエステル素材の塗装と接着は・・・。なのでできる限りのことをやってみます。まずはヤスリで関節パーツのパーティングラインを消し、全体にヤスリをかけます。このとき使うヤスリはスポンジヤスリの400番を使いました(写真に写っているのは普通のヤスリです)。スポンジヤスリを使うと驚くほどパーティングラインが消えていきます!

次に、流し込み向けの低粘度の瞬間接着剤をまんべんなく塗ります。薄くなるように塗るのがコツです。

瞬間接着剤は透明なので、どこに塗ったのかよく分からんようになります。ちょっとケバ立ちがあるな・・・。まあいいか

仕組みとしては、ヤスリでつけたキズに瞬間接着剤の樹脂を張り付かせ、瞬間接着剤のコーティングの上から塗装をするというものです。試しにサーフェイサーを吹きます。さてどうなるか・・・。

瞬間接着剤で処理していないところは見事にサーフェイサーを弾きました。処理した所はつめでこすっても落ちませんでした。ただ、ポリキャップ部品は組み立てる際に「クパァ」って開くことが多いので、このときに瞬間接着剤のコートが落ちる可能性もあります。一回だけ股関節にはめ込みと取り外しを行ったところ、無事な様子でしたが余り頻繁に分解、組み立てをしない方がいいと思います。


昨日書いた関節カバーの作り方です。内径2mmのプラパイプにマスキングテープを本来のポリキャップの下腕の接続部分の内径と同じくらいの太さに巻きつけたものを二本とエポキシパテ適量を用意します。

右側は前回作った右腕用の関節カバーです。二本のパイプを差し込んだ状態でパテを巻きつけ、形を整えながら固まるのを待ちます。穴は完全に貫通しないようにします。完全に固まる直前くらいから好みの形に削ります。パイプを差し込む理由は関節カバーに関節を仕込むための穴を設けるためです。ちなみにカバーは作りましたが関節はまだ取り付けていません。ここまで偉そうに書いておいて、関節内臓に失敗したらすごくダサいですねww。ちなみに関節はイエローサブマリンのフレキシブルパイプを内蔵するつもりです。

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面積単位では紙やすりより高いですが、紙やすりではできないような仕事をしてくれます。はさみでお好みの大きさに切って使ってください。