普通の日記
 今日は職場の先輩方と鉄道模型の走行会に行ってまいりました。皆さんの持ち寄る車両が221系、223系などを除いてかぶらないのがすごい!僕はマイクロエースの0系と52系登場時、C53流線とKATOのオハ30系、鉄コレの塗り替えクモハ11を走らせました。久しぶりに動かしたせいか、動きがぎこちない物もチラホラ・・・。あっという間に二時間が経ってしまいました。同じ趣味の仲間がいると楽しいもんですね。ただ、残念なことに0系新幹線の動力が動かなくなってしまいました・・・。どーしよう!

ここから流電
 流電四両編成の場合、前後逆転運転をするときのバランスから中間車のサハに組み込むのが適当なのですが、「実車が無動力のサハに動力に組み込むのに抵抗があるなぁ。」とか「やはりクモハ52に動力を組み込みたい!」と思われる方は多いはず。そこで!今日はサクっとクモハ52に鉄コレ動力搭載を行います。この前の記事で動力化の事を適当にはぐらかして書いたのは、アイデアが無かったからです・・・。スミマセン。

使用する動力はトミーテックTM-09動力ユニット。現在、トミーテックの最新鋭の動力ユニットですね。動力ユニットの付属部品にDT12、DT13、DT17の三種類の台車レリーフが付録するスグレモノ!ちなみに床下機器は各自調達、加工取り付けになります。

仮に取り付けてみます。横に置いた動力無しの床板(T車)と比べて台車の位置が右にずれています。(写真じゃ分かりにくいですね。スミマセン。)この原因はユニットの床下スペーサーを取り付ける部分の角が車体に干渉して、T車と同じ位置にセットできないためです。
そこで、スペーサー取り付け部の一部を削ります。右側の角が左と比べて削れているのが分かるでしょうか?現物合わせで削っていけば、T車と同じ位置にセットできるようになります。

次はクモハ52専用の床下スペーサーを自作します。まずはT車の床板をゲージにして0.5mmプラ板を切り出します。針でケガいた後に溝に沿って整形します。

動力ユニット付属のスペーサーのSサイズを使用します。このスペーサーの床下の面を0.5mmほど平らに削ります。削ったスペーサーに切り出したプラ板を上手い具合に貼り付ければ完成!貼り合わせるまでの現物合わせに苦労しますが、がんばって!ちなみにスペーサーはABS樹脂製なので瞬間接着剤でガッチリくっ付きます。

完成したスペーサーはこのような感じになります。先端部分は連結器パーツ接着のために、同形状の0.5mmプラ板を重ねて接着してあります。

裏から見た様子。ぴったりですね!成功!

位置決めのツメは0.5mmプラ板でこのように取り付けました。精度はかなりラフです。また、固定は両面テープで行う予定です。

かつて多くの諸兄方が挑んだクモハ52の動力化も鉄コレ動力の登場によりかなり容易になったと思います。TNカプラー装着可能な動力化も今から知恵を絞ってみよう。かつてGMの残した名言、各自研究工夫っていい言葉だなぁ。