J−鉄道部2010年2月16日の記事より マイクロエース2月の新作発表
http://blog.joshinweb.jp/joshintrain/2010/02/n-57a6.html

 ラインナップ自体はマイクロらしからぬ無難なところ。(クモユ141がしれっと混じっていて「無難」と思えるようになったのもおかしい気がする)そんな中、今回は伊東線113系と赤羽線101系に付属するオマケはある意味マイクロらしいなぁと注目してしまいました。なんでも、「ストライキ決行」「春闘勝利」などのステッカーが付属し、国鉄が赤く燃えていた頃の電車が再現できるとのこと。ところで、このステッカーは同時発売の総武線E231には付属しないのかしら?もし付属していたらシャレにならないね。おお、こわいこわい。
 しかし、乗客には一文の得にもならなかった闘争を再現できるオマケを「サービスステッカー」と称するとはなんたる皮肉・・・お後がよろしいようで。(←ぶっちゃけコレが書きたかっただけ)


工作も昭和チック
 今回はGM製の旧仕様の西武FS付きの20m級動力ユニットです。 むき出しのウエイトやコンデンサが昨今のスマートな動力ユニットとは一線を画します。ひょっとしたら牽引性能に関しては鉄コレ動力より上かもしれません。

多分、この製品は僕の年齢と同じくらいかもしれない。
 レッドアローに使えるのではないかと思い、格安で売られているのをお救いいたした。ところが、この動力ユニットにはレッドアローの床下機器とは違うモールドの床板が取り付けられています。また、この動力ユニットの床板は床下機器パーツAと床板が一体成型された現在では見ることの出来ない貴重な品なので刃を入れたくない。頭を悩ませていると、この旧型動力の床板は現在も流通しているGMキットの一体成型床板とほぼ共通である事に気が付きました。そこで、余っていた旧型国電用の一体成型床板を加工することにしました。

左が加工後 右は加工前 
 まずは動力台車が通るように台車回りに大穴を開けます。(この大穴のためのケガキが床板にモールドされているのには驚いた!)床下機器のモールドを全て削り取り、それに伴って一部が欠損したモーターカバーをプラ板で再生。床下機器の取り付け部分を削り取った跡にプラ板を貼り付け、GM床板と同様の床下機器取り付けが出来るようにしました。20年位前なら有用な記事だっただろうなぁ。

床下機器を取り付けたところ。
 わざわざ面倒な加工した理由は、後から床下機器を変更できるようにするためです。優柔不断な性格なので・・・。

結構サマになっておるのぉ。
 たまには動力むき出しのNゲージも風情があって良いかも知れない。