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　大阪は阪神デパートで開催されておりますガンダムEXPOに行って参りました。

　イベントと全然関係ないけど、阪神デパートのエレベーターを見てちょっと感心してしまった。操作盤から死角になる部分が見えるようにミラーがドア付近に貼り付けてあり、死角からの駆け込みでドア挟みをしないようになっているのだ。さすがデパート！あと、間違って11階のカシミヤのイベントに入りそうになったのはナイショだ！

分かりやすい入り口

試作品
　上段の三体はMGのVガンダム試作品。左からギミック検討用、形状検討用、その二つを統合した試作品。Vは特に手間が掛かっていそうですが、月にひとつは必ず新作が出るガンプラ、そんなペースでこのような仕事されているのかと思うと頭が下がります。


今年はRG関係の金型が展示されております
　キットの企画、検討、金型製作、生産に至るまでのフローを動画やパネル、実物の金型を通して分かりやすく解説してくれます。ガンプラ工場見学の出張所的な企画はすごくいいね！

←ちゅうい　
　300円ガンダムの説明書が手書きと言うのには大変驚かされました。絵もそうだけど、分かりやすさにも苦慮されているのだろうなぁ。ドラゴンは見習うべき。

海外の雑誌たち
　たまに海外の方がガンプラの発売日が早かったりするって話を聞くけど、どういう仕組みなんだろうね？

HJの作例　繊細すぎる・・・
　HJの9月号はこの作例に一目惚れして買ってしまったのだ。まさか生でこの作例を拝見できるとは思いませんでした！雑誌のアップ写真に耐えれる細かい工作は必見です。実物は掲載写真より小さいこともあり、紙面で受けた精密さを上回る印象でした。眼福ご馳走様でした。

がんばった自分へのお土産コーナー
　「さあ、買え！」と言わんばかりの限定品コーナー。去年以上の在庫を確保しているようで、売り切れ商品は無い様子でした。商品案内ポスターには載っていませんでしたが、射出成形機のプラモやエコプラも置いていましたよ。僕は射出成形機とエコプラのGMを買ってしまいました。射出成形機のプラモは去年買えなくて悔しい思いをしたので喜びもひとしお。欲を言うとスーパーエキスポ限定のG30thのG3カラーバージョンも出して欲しかったなぁ。

まとめ
　会場始めの技術系の展示についてはパネルや動画が去年以上に充実しており、「濃い人」対策もバッチリであります。芸能人、著名人プロデュースのガンプラ作例はガンプラの興味が無いカタギの人にも興味を持たせるキャッチーな企画だと思います。むしろ、そういう客層が多い日だった(12/24、週末の梅田だよ？分かるでしょ・・・)こともあり、そのコーナーが一番繁盛していたように思います。物販系コーナーの在庫も去年以上に確保されている様子が良いですね。ちょっと残念な点があるとすれば歴代のガンプラを展示するコーナー。部分塗装すらされていない旧キットはあまりに色気がなく、「古いガンプラってショボいね！」って印象を持たれても仕方ないような気がします。旧キットを並べるなら、素組みとそこそこに作りこんだ同じキットを並べた展示のほうが旧キットに良い印象を持ってもらえるんじゃないかなと思う。「古いガンプラって噛むほど味の出るプラモなんだね！」って思ってもらいたいというのが個人的な願望。でも、貰ったパンフを見ると旧キットと最新キットを比較し、いかにも旧キットが不便で面倒な物であるかと言うように取れるような記述があるので、バンダイ的には旧キットはお荷物なのかな？およよよ！
いろんなファン層が楽しめ、物販が充実していると言う点から見て、イベントとしてのクオリティは去年よりもグッと上がったように思います。ガンプラやガンダムに興味があり、お時間に空きのある方は是非足をお運び下さい。

射出成形機とエコプラのGM
　GMはポリキャップすら真っ黒！ちなみにカメラアイはちゃんとクリアーパーツで成型されているのでご安心を。

うちのニャンコみたいに真っ黒！
　エコプラの黒い成型色は遮光性に優れているようで、塗装するユーザー向けのキットなんじゃないかなぁと思いました。

http://www.hanshin-dept.jp/dept/s_ganpla_index.html　
阪神デパートイベント情報　ガンプラEXPO JAPAN tour in 大阪
2010年12月30日（木）まで開催
阪神梅田本店 ８階催場 午前１０時→午後８時
最終日は午後５時まで