フジミのスターリン戦車を作ってたのだけれども、途中で転輪の一部を紛失している事に気づく。数年間も放置していたもんなぁ・・・。そのまま埋没させようとも思っていたのだけれども、パーツ複製に使える道具を秘蔵していた事を思い出し、早速試してみる事に。

ここまで来て放置はちょっと寂しいでしょ?
 さすが1/76だけあってすごく小さい。手すりを金属線に変えるだけで抜群にカッコよくなるんですよ。手すりは少し不揃いなくらいが赤軍ウラーな雰囲気が出るということにしておこう。

複製に使ったグッズ
 右が紫外線で固まるパテのロックレーザー328。タミヤの光硬化パテと違う所は硬化後にベタつきがほとんどなく、プラへの食いつきがかなり強い事。左上が紫外線ライト。これを数秒照射するだけでロックレーザーが硬化します。ちなみにこのライトはタミヤの光硬化パテにも使えます。左下はおなじみワークアソシエイションの「型想い」。
 蛇足ですが、型想いを加熱する時は100円均一で買える程度の小さい片手鍋を用意すると便利ですよ。袋ラーメンの調理すらできないんじゃないか?と思うくらいの本当に小さい鍋なので直ぐにお湯が沸くし、なにより模型専用鍋を使うので家族に白い目で見られなくて済む。

完成品はこちら 左が複製品 右が本来の部品
 部品の直径は7mm、5つの肉抜き穴は直径0.3mmの穴です。複製品にはスミ入れをしてあります。5回作ってなんとか使えるものができました。結果、期待以上にキレイに複製できました。放射線状のモールドは欠け無し、5つの肉抜き穴は多少埋まってしまったもののピンバイスによる復元ができる程度に穴が複製できていました。ロックレーザーの粘度が使い古しのタミヤセメント程度なので、型への追従が非常に良かったです。ただ、気になった点が一つあります。型にロックレーザーを充填し、レーザーを当てるとパテから出る成分により型想いが軟化してしまう事。硬化後に複製品をすぐに取り出そうとすると、複製品に引っ張られて型が再使用不可能なほど変形します。複製品が硬化させた後、5分くらい放置するとそのような現象は発生しませんでした。もし同じ条件で複製される時はお気をつけてくださいね。
 


公式同人誌みたいなもんだよね
 実は持っていなかったガンダムセンチュリーとアナハイムジャーナル。ガンダムセンチュリーは少しボロくなった初版と復刻版が同じ値段で売ってたのですが、悩んだ挙句、初版を買いました。両誌とも寝る前に少しずつ読むのが楽しいです。