最近この架空戦記小説がお気に入りなんですよ。H・G・ウェルズ宇宙戦争のオマージュ作だそうです。

宇宙戦争1941 (朝日ノベルズ)

宇宙戦争1941 (朝日ノベルズ)

こちらは第一部の宇宙戦争1941
宇宙戦争1943 (朝日ノベルズ)

宇宙戦争1943 (朝日ノベルズ)

こちらは先日出たばかりの第二部


あらすじ
 日米開戦の火蓋が切って落とされるはずだった1941年12月7日オアフ島。奇襲攻撃の行うはずだった日本の航空隊が目にした物は既に火の海と化した真珠湾アメリカ軍を我が物顔で蹂躙する異形の機動兵器群だった!同時にベルリンやモスクワ等の各国主要都市も侵略を受け、熾烈な戦いを繰り広げていた独ソですら停戦せざるえない状況となる。比較にならない程の科学力を持つ未知の侵略者を前に様々な思惑を持つ国々、もとい地球人類は立ち向かうことが出来るのか!?


 艦船と航空機が大活躍・・・するのですが、非常に厳しい戦いを強いられるところが見所。宇宙人の主力兵器は戦艦の艦橋に匹敵する大きさの三本足の機動兵器(おなじみトライポッド)に加え、驚異的な機動力と20mm機銃をものともしない防御力を備えた戦闘機、FS(フライングスティングレイ)を装備しています。各々は威力に差はあれど、百発百中の熱戦兵器を搭載し、人類の持つ兵器を思うがままに破壊してしまいます。トライポッドは戦艦の主砲で破壊できるものの、戦艦に比べて的が非常に小さい事に加えて機動力や戦艦の主砲の射程にやや劣る程度の熱線砲のおかげで撃破が非常に難しい難敵として描写されています。このなんとも絶妙なバランスがたまりませんなぁ。お話は1945に続きますが、宇宙人を追い出したとしてもその後の人類はどうなるのかなぁと思うと楽しみでなりません。

・・・そんなわけで1/700のプリンスオブウェールズと大和を買っちゃったのは仕方ないわけで。しかし、船舶模型の製作は全くといっていいほど経験が無く四苦八苦しております。さっきまで大和の反った船体を熱湯と人力で修正していたんですけど・・・かなり苦労しました。熱湯をかけて手でググっと反りと逆の方向に曲げ直す。熱いし、うまく行くかどうかも怪しいし・・・頑張ったけど、修正の出来はイマイチだなぁ・・・。船舶モデラーの方はいつもこういう作業からされているのでしょうか?