SF小説読んでました。

異星人の郷 上 (創元SF文庫) (創元SF文庫)

異星人の郷 上 (創元SF文庫) (創元SF文庫)

時は13世紀、ドイツの小村の人々と異形の知的生命体クリンク人とのファーストコンタクトを描く。科学が遥かに発達しているクリンク人の翻訳機のおかげで会話は出来るのだが、お互いの持っている概念の理解に四苦八苦するところが見所。人類側に感情移入するものだとばかり思って読んでたら、意外な程クリンク人側にのめり込んでしまったのだ。というのもクリンク人が「慈愛とは?信仰とは?神とは?」という質疑を様々な形で主人公のディートリヒ神父にぶつけるからだ。バッタ達に感情移入してしまうのも僕に信仰心というものがないからなのだろうなぁと思ったのさ。

クリンク人のfigma出ないかな・・・