夢が広がるGM101系キット

 模型製作の手の進まない僕ですが仕事のストレスもあり、それが模型製作に昇華されているという良い循環が成立しています。今のところはね。

小さい頃には既に発売されていたGM(グリーンマックス)の101系キット。このキットを利用すれば発展型の103系や地方交通線向け105系、戸袋を埋めればJR西日本の体質改善車にもできます。窓枠が非ユニットのタイプは完成品も含めて種類が少ないので現在でも大変利用価値の高いキットです。KATOからリリースされた新作101系よりも雰囲気はそっくりだと思います。

バリや不要な突起をあらかじめ見つけ、削っておきます。気にならないくらいの突起が組み立て中にとんでもないワナになることもあるのです。

板をL字に貼りあわせます。位置がずれないように気をつけます。僕は時間がかかってもゆっくり位置を修正できる普通のプラモデル用接着剤を使います。達人は瞬間接着剤で位置決めを一発でこなしてしまうそうです。凄すぎる。

L字が固まったらロの字にします。箱になった喜びがここで味わえます。達人はここで塗装を済ませ、塗装後に屋根を接着してしまいます。塗装の後に接着をミスしたら、目も当てられませんが、達人はそんなミスをしません。僕はそれが恐ろしいので、すべて組み上げてから塗装することにします。ちなみに日本橋のGMショップで店長さんの達人技を見ることができます。本当にすごい人だなぁと尊敬してしまいます。

屋根を貼りあわせ、床板をはめ込むとほぼ電車になります。鉄道模型のキットは板から立体になったときの感動がたまらないのです。この状態で満足してしまいそう・・・。いいや!色をちゃんと塗ってあげないと。

今の予定は 
クモハ101−モハ100−サハ101−サハ101−モハ101−クモハ100 
の六両編成でいきたいなーと思っております。
カラーリングは片町/環状線のオレンジ色か関西線のウグイスに黄色帯付きか・・・。王寺水害時の救援車両にしても面白いんじゃないかとか。
何箱積んでも足りないくらいにバリエーションを妄想させてくれるキットです。