今回はすごく模型ブログらしいタイトルだ!検索で引っかかった方は参考までに見ていってくださいな。

今回の加工の材料です。
先頭車に使用する部品はKATOのAssyパーツ「クハ223-2037床下セット」です(運転台付きの223系床下セットなら何でもいいです)。中間車には写真左のカトーカプラー密連型グレー(アーノルトカプラー用ポケット対応)を使用します。後者に関しては付属の説明書通りに組み立てれば問題ないので割愛します。
今回の工作のポイントは
1.マイクロエースの223系には一切加工しない。
2.カプラーを本体に接着固定しない。
3.強度しっかり!

です。

失敗を伴う可能性もある加工なので、もし試されるときは自己責任で行ってください。

KATOの床下セットをバラします。罪悪感に苛まれるかもしれませんが、TNカプラーを二個購入したと思えばそうでもないです(笑)。

あああー!後戻りできねぇー!

この取り付けツメは切り取ります。

現物合わせで削りまくり。本体への装着は両面テープながら、強度はそこそこ。どうでも気になる場合はネジ止めも有効だと思います。

加工した連結器周りの簡単な説明をさせていただきます。

最初にセットされていたカプラーを外した状態。プラに白いスジが入っていた(赤い丸の部分)ので工作をミスったのかと思いましたが元からこの状態だったみたいです。もう少し丁寧に組み立てて欲しいもんですね。また、青い丸で示した部分に前照灯のケースが出っ張っています。この部分と加工した連結器の勘合が工作のポイントになるので覚えておいて下さい。

実物と絵の比較。分かりにくいかも知れませんが参考になれば幸いです。

連結器台座のの加工です。KATO223系連結器との高さの調節に苦労すると予想していたのですが、2230-2000から切り出した連結器の板部分についているピンを切り取り、面を均すだけでいけました。幅はやや広いので現物合わせで削ります。

残す部分に注意して削ります。

加工後の現物です。上辺の左右にある凹状のへこみがヘッドライトケースの逃げの部分になります。端の細い部分がなくなると、スカートの取り付けが出来なくなるので注意!スカートを接着してしまうので、切ってしまっても問題なかったです。すみません。
スカートも加工します。KATOの223-2000の物を加工します。

これも結局現物合わせですね。マイクロもKATOもスカートの見た目が似てたので2000番台の方を加工しましたが2000番台と0番台のスカートって同じ物なのでしょうか?

連結器を押さえる黒いカバーをはずした状態。この状態で既に台車とのクリアランスはギリギリ。

ぶつかりそうな角をナナメに削った(赤い丸の部分)だけです。青丸の部分も干渉するのですが、ミニカーブレールを走らせる予定は無いので、このままでも良いかもしんない。

右が加工品を取り付けた223系、左が箱から出したままの状態の223系。あんまり違和感ないかな?

この加工はKATOラウンドハウスから発売が予定されている223系2500番台タイプとの連結のためのものなので、今回はほぼ同仕様と予想されるKATO223系2000番台との連結具合で確認する事にします。

ここはバッチリじゃないですか!

貫通同士は少々、連結器同士の段差がきついかな。マイクロ側のカプラーポケットの遊びで何とかなっている感じ まるで連結器同士がギリギリというような書き方をしましたが、遊ぶ分には全く問題ないです。17日分に続きを書いておきます。