前の記事で一段落するはずだったんですけど、どうしても気になる部分がありました。

前にも載せましたこの白い筋。これはプラスチックに無理な負担をかけると出来る物です。この前のクハ222-2の改造時にはなかったのですが、クモハ223-9にカトーカプラーを取り付けようとした時に違和感を感じました。

 車内の黒い部分がライトケース、グレー部分が床板です。この二つは赤丸部分で面一になっているのが正当なのですが、グレーの部分が上に出っ張っていました。違和感とはこれのことです。

このままではカプラー改造が出来ないので分解・調査する事にしました。見たところ異常はなさそう・・・? だがしかし!

ちゃんとセットしてこれだよ!
 金属板が床板のスペースよりほんの僅かながら長い!ぴったりの個体もあるようですが、それでもキツすぎる構造です。狭い床板に無理矢理金属板をねじ込んでいたんですね。床板に出来ていた白い筋の犯人もこいつと見て間違いないですな。結局、金属板の干渉する部分をヤスリで削って再組み立て。問題は無事解決!ちなみにこの症状、車両を分解しなくてもスカートが下にずれているかどうかで判断つきます。

高い金払っているんだからもう少し丁寧に頼むよマイクロエース。客よりライバル会社喜ばせてどーするんだ(笑)。