使用した色はGM製青15号とクリーム色1号。色調が微妙と言われる事もあるGMの塗料ですが、使ってみた感じでは違和感は感じませんでした。実車を見た事ないからかな?

 マスキングテープを剥がす瞬間は正に至高。他では味わえないワクワク感があります。

 おおお!スカ色になった!リタッチ(吹付け塗装ではみ出た部分を筆塗りで直す作業)もそれほど苦労しませんでした。むしろ、リタッチ作業が楽しかった。

 完成品と比べれば甘い塗り分けですが、手間をかけただけの甲斐がある結果になったと思います。これもエアブラシ様のおかげですね。


見れる状態にまでなりました・・・。ハァ・・・。カッコイイ・・・。

細かい部品は今度の仕事明けに取り付けよう。


大百科シリーズの本です。ある一定の歳の方なら読まれた事もあるはず。流電を作っていた時、この本に載っているある写真を思い出したのでもって来ました。

 ある写真とはこのカタログページの流電。小学二年生くらいの頃、この写真の流電を見て「めっちゃカッコイイ!」と思っていたのを思い出しました。しかし、入手経路、価格、組み立て技術で手の届かない存在でした。今回の流電で大百科の世界に手が届いたような気がしてなんとも言えない気分です。僕はケイブンシャの大百科シリーズの直撃世代より若い年なのですが、この大百科が僕に与えた影響は大きい。

 もう一冊の大百科です。本の中でGM製211系を「ホラ、簡単でしょう?」と言わんばかりにサラリと組み立てておられます。しかも完成品と遜色の無い仕上がりで!細くて均等な幅を塗り分けなければならない東海帯をスプレーで美しく仕上げてしまうなんて相当の技量の方だと思います。この211系を組み立てられた方は今頃何をされているんでしょうね?