さらっと組めば良いのに余計なことをして製作が遅れるのは所定です。

夏の思いで写真
 肘の裏側にある白い板。これをプラモの方にも取り入れようというお話です。ホンモノの方には付いている肘カバーですが、プラモの方では省略されています。なのでプラ板で取り付けてあげました。

ポリキャップが付く方の部品(A11,A12)にのみカバーを接着しました。こうすれば塗装した後で後述のA32部品とポリキャップを組み込めます。使用したのは0.5mmのプラ板です。カバーの逆の位置についている白いプラ片は後述のA32の削り込みにより出来たスキマを隠すためのものです。

A32もこの通り
カバーを付けると、この部品が干渉しまくるので削り込みました。緑線の部分を大きくカットしますが、ポリキャップのハメ合わせの部分を0.2mmほど残します。もちろんポリキャップもそれに合わせて加工しました。カット後はプラ板を貼り付けました。赤い線の部分はカバーに干渉しない程度にヤスリで削っていきます。この赤い線の部分の加工により先述の隙間が出来るのです。黄色い丸で示したモールドも削り落としておきます。

こんな感じになりました。
 こんなですが、ちゃんと元の可動範囲は確保されています。一応、角度がついている板になっているのですが、ただの一枚板にしか見えないような気もする。不毛なモデリング、略して不毛デリングだな。しかし、このG30thガンダムのキット、パッケージの写真で見るよりもよっぽど男前で驚きました。


 なぜこんな面倒な加工をするか?実はパーティングラインと思っていた部分がモールドだったらしく、それを誤って削り落としてしまいました。そのごまかしに肘カバー工作は都合が良かったのです。
べっ、別に好きでやっているんじゃないんだからねっ!


このホンモノのガンダムは今度は東静岡に出撃するそうですね。去年は「緑あふれる都市東京の再生」なる主旨がイマイチつかめない任務だったから武装が出来なかったのかな?今度こそライフルとシールドをつけたフル装備で来るに違いない。(是非装備してきてください!)左肩のアレなマーキングも無くなってるだろうし、連邦の白いヤツの真価がお台場以上に発揮されるでしょうね。





限定生産の劇場版機動戦士ガンダム
 一本あたりの定価は3000円。アマゾンでは2200円程度で購入できます。DVDソフトは店舗よりもネット通販の方が安いのだなと初めて知りました。しかし、シーンごとのチャプターメニューが無いのは仕様なのか?

パッケージはリバーシブル。
 アッガイに搭乗している工作兵は全員スニーキングスーツ(?)を着込んでいるのに、シャアは相変わらずの赤制服にマスク付きヘルメット。ジャブローでシャアの工作隊が潜入失敗したのは絶対シャアの服装のせいだと思う。こんな上司の下でも文句一つ言わずに任務を遂行するアカハナ達は兵士、いいや社会人の鏡だと思うよ。