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マイクロエースからモハ52、トミーテックから62系が発売となりました。各メーカーから旧型国電が出るってことはそれなりの需要があるってことなのだろうか。
雅じゃのう
まずはモハ52から
塗装はなかなかきれいに仕上がっています。窓枠と車体にも隙間が無く、窓枠がガラス側にあるため塗りわけもくっきりしています。四両つないで、並んだ窓を眺めるのは楽しいです。塗装パターンのおかげで台車部分のスカート欠損が目立つのがちょっと痛い。
以下、モハ52の前回品をツートン、今回のリニューアル品をマルーンと表記します。
床板 左:ツートン 右:マルーン
ツートンからの改良点はライト類がLED化されたことです。それに伴い、床上の板とボディの内部が改修されていました。
オレンジに輝くヘッドライト
一時のKATOもこんな色のLEDでしたね。
テールライトはなかなか良い
ちょっと暗いですが、色の点では良いと思います。
組み立てなおすとき、床板がやらたとボディの奥にはまり込むので「何でだろ?」と思い、調べてみました。
おや 車高が?
ツートンとマルーンのモハ52002同士を突き合わせてみました。マルーンの方が車高が低くなっているようです。
左:ツートン 右:マルーン
モハ52002のつめ取り付けの溝が上方に拡大されているようです。この溝の拡大により床板を深くはめ込ませ、車高を低くしているのだと思います。ちなみにモーターを搭載するモハ52001の車高に関してもツートンに比べマルーンの方が若干低くなっていました。
車高を低くするのはいいんだけどさ
モハ52002は車高を低くしすぎたおかげでサハ、サロハとの車高が合わなくなっています。しかも中間車のサハ、サロハは車高に関してはツートンの頃と一切変わっていないので、車高差を際立たされるだけの結果になっているような・・・。
こちらはモハ52001
モーター搭載のモハ52001はほど良く車高が下がったおかげで中間車とつないだ時の差は緩和されています。
モハ52002がブッチギリでシャコタンになっております。まさか個体差なのかしら?みんなのモハ52も調べてね!・・・ってほども買ってるわけ無いか。
トドメ
ちょっと分かりにくいですけど、モハ52の001と002のカプラーです。モハ52001のカプラーが無闇に長いです。「マイクロカプラー買ってね!」ってことかいな。
こちらは鉄コレの62系。
写真じゃ分かりにくいですけど、スカートが奇数と偶数で作り分けてあります。塗装は鉄コレ特有の甘さがありますが、最近の物の中ではトップクラスに良い出来栄えだと思います。
台車はクハ66000がDT13、クハ66001がTR48に作り分けされています。乗務員扉の手すりが色分けされているのには驚いた。
表記類も読めるくらいハッキリと印字されています。ショボイ印象しかなかったダミーのパンタグラフですが、妙にディテールが良くなっているので、すぐ交換したりせずに見てやって下さい。
出来はいろいろあれ、旧型国電と言うニッチなジャンルでプラ量産品が手に入る状況が恵まれ過ぎているくらいなんだろうなと思う吉宗であった。