今は忘れているだけで、昔は不思議なことがたくさんあったような気がする。今日はそんな昔話。

 通学路近くの壁に貼り付けられた「脱税教えます 犯罪塾」っていう張り紙があった。フォントがちゃんとした張り紙なんだけど、先述の煽り文以外に連絡先は書いてない。簡単に剥がせないように壁に糊でペッタリ貼られている手の込み様。貼ってある場所も1.5mほどの石垣を登って、ようやく手の届くコンクリートの壁という変な場所。いたずらにしても中途半端だし、どういう意図があるのだろうか。その張り紙も今では白色のペンキで上塗りされて読めなくなったんだけどね。

 もうひとつ。むかしむかし、僕が本当に小さかった頃。昭和と平成の境目くらいの頃だったと思う。奈良では有名な健康施設(今はもう無い)に家族で連れて行ってもらったんだけど、風呂から上がると僕だけゲームコーナーに置いてみんなは姿を消してしまった。ゲームコーナーをウロウロしていた所、そこで30歳くらいの男の人にゲームをしこたま遊ばせて貰った記憶がある。特に何されるというわけじゃなかったんだけどね。ひょっとして品定めでもしていたのかしら?