念願の鉄道コレクションの流電を手に入れたぞ。普段見回る店では既にスカ色の店頭在庫は無い様子でした。すごいぞ流電!


快速色とスカ色
 全体の雰囲気は申し分なし。品質はアタリを引けば平均的な鉄コレのレベルって程度です。同型のクモハ、クハ、サハに見せかけて、それぞれの細かい違いが作り分けられております。ジャンパ線受けやリベット、ドアの違いをニヤニヤしながら堪能するが良い!といった製品ですね。注意点としては後部標識が非常に細かく外れやすいため、折れたり紛失しやすい点です。僕のクモハ52の内の一つは購入した時点で後部標識が根元から折れて箱に転がっていました。他のパーツで代用しにくい形状のなので、もし紛失してたらと思うとゾっとします。気になる方はお店で見せてもらってもいいかも。


いつもの分解 湘南色作りたいしね
 窓ガラスは各ガラスパーツがお互いをロックしあうようにはめ込まれているので外すのは結構手間です。クモハ52に関しては 前照灯、後部標識を外す(作業のジャマだから外します)→前面ガラスを外す→側面ガラスを外す→妻板ガラスを外す の順で分解できるようです。使う道具は爪楊枝、あれば質の良いピンセットがあるとイイ感じに作業が進みます。前面ガラスのツメが側面ガラスの突起にガッチリとロックされているので、これを片方だけ外します。そのあとにもう片方を外すのですが、片方のつめが外れて圧迫している分だけ大変固くなっています。僕はお互いのツメを外したり元に戻したりを繰り返して、どのくらい無理が効くのか様子見をしました。


外した状態
 写真に写っているガラスパーツの上辺の両端にあるのが例のツメです。


次に側面ガラスを分解
 今度は側面ガラスが妻板ガラスの突起に押さえられている状態になっています。前面ほどじゃないですが、ここも固いので慎重に。何より分解に重要なのは充分な気力と集中力があるときにするのが一番です。遊び疲れた休日の夜に分解しようとして失敗したら、次の日の仕事や学校がイヤな気分になっちゃうと思うし。


もう一つの主役、PS11
 ヤケクソ気味に張り巡らされた梁が唸るほどカッコイイです。バネがパンタ台の外に装着されているなんて知らなかった・・・。金属部分は黒メッキ、プラ部分は黒で成型されています。取り付け足は同社のPS13と同様、四足で取り付ける方式です。

補足
 側面ガラスパーツにリニア館限定鉄コレのモハ52の床下スカートが取り付けられそうな溝があるんですよ。乗務員扉がある時点で意味の無い溝なんだけど、これは期待しちゃうよね。