鉄道コレクション伊賀鉄道860系を買ってきました。地元路線の田原本線(余談ですが、初見で「たわらほんせん」と勘違いする人が結構居るらしい)でも820系として活躍していた車両という事もあり、同線で活躍した800系に次いで好きな車両です。ソース顔の兄貴分が800系だとすれば、820系はしょうゆ顔の弟といったイメージでした。
 鉄コレは単色塗装はキレイに仕上がる傾向がありますが、今回のものは特に美しく出来ております。数年前に限定発売されたツートンカラーの時は屋根を留めるツメにより雨樋をえぐられることがあったのですが、今回はそれもなし。非常に質の高い仕上がりだと思います。何気にうれしいのが動力化用の台車枠が付属している事。これで貴重な800系の台車に刃を入れなくて済む・・・。

鉄道コレクション 伊賀鉄道 860系 2両セット (マルーンレッド)

鉄道コレクション 伊賀鉄道 860系 2両セット (マルーンレッド)

820系もお願いしますよ〜。あと、800系ももっと欲しいんだよ〜。

余談
 820系は800系の増備型だよなぁ・・・と車両を見ていた時に思った話です。デザイン重視の車両(古くはモハ52や湘南窓の近鉄800系、近年ではJRの683系・・・例を挙げるとキリが無い!)の増備タイプって大抵は貫通扉つきの凡庸なデザインになるパターンが多いですよね。貫通扉がある方が編成を組む上で都合が良いので当たり前といえば当たり前なのですが、どの時代もカッコ良さに走っては結局、実用重視デザインに戻るを繰り返す様相がとてもおもしろい。最近ははじめから貫通扉つきのおとなしいデザインが多くてちょっと寂しかったり。