C82を終え既に昨日12日に帰宅し、出発からは3日も前になるのですが日付にあわせて日記を書こうと思います。後で見返ししたいし。今回は往復に新幹線を使う贅沢旅行である。夏コミ2日連続参加という荒行なので体力の温存と時間稼ぎをお金でまかなうってコンセプトよ。

暇つぶしの友はこの本
 列車内や列待機の時に読もうと新大阪の本屋で購入。なのですが、新幹線で寝たり、列待機は本を読むほど集中力が無かったりで少ししか読んでません。富と名声をほしいままにしている霊媒師(インチキ)が異星人の資源開拓船のエラーにより生み出された人間に似た機械生命体(機械の癖に科学的思考を善しとしない所がオモシロイ)と邂逅する話・・・であってるよね?



東京着
 東京は大阪に比べて涼しい・・・?なんて聞いていたが、大して変わらん。少々曇り気味のあやしい天気で直射日光が弱かったのがありがたかったね。ちなみにこのデロイアの情勢のような天候は最終日まで続いた。東京駅から大井町駅に移動するのに少し迷ったのはヒミツ。初日は観光だ。



まずは地下鉄博物館を訪ねた。目的は営団地下鉄300形大明神を拝むため。


御茶ノ水の風景と言えばこの車両と101系
関西人にはあまり馴染みの無い電車だが、僕にとってはむかーしむかし、七五三の時(だったと思う)に橿原神宮の近くで買ってもらったブリキの300形以来、印象に残っている電車だ。真紅のボディに純白のライン、そのラインの中央を走るサインカーブ、恐ろしいほどにハイセンスなデザインの電車だと思います。


初見で車内のマネキンにビビる人も少なくなかろう
日本初の地下鉄電車1000形です。溶接車体のスッキリした300形と比べ、リベットで組み立てられた無骨な車体が対照的。今の目から見ると無骨な車体に明るい塗装がすごく新鮮に感じます。運転室は半室、ラッシュ時の車掌のドア扱いはさぞ大変だっただろうなぁと思ったら、展示資料にもそのような記述がありました。この車両も模型で欲しいなぁ。


化石が展示できるのも地下鉄道ならでは
 ナウマンゾウの背骨の化石など。人間の頭ほどあります。同じく展示されている当時の新聞記事には「化石以外にも金銀財宝が出れば営団の財政難も助かるだろうが、金目の出土品は質の悪い小判がわずか数枚だけwww」(←要約だよ!)とかなり辛辣な事が書いてあるのが印象的でした。

あと印象に残ったのは博物館内の売店の商品。キオスクやおもちゃ屋103系のダイキャスト玩具に205系や209系の塗装を施し、それと称する品は良く見かけますが113系を赤く染め、白ラインを引いただけの品物を「営団300形(ドヤァ)」と称して売っていたのにはさすがに驚いた。一応ミュージアムショップなんだし、子供相手の商品にしてもそこは何とかしようぜ。ちなみに大きなお友達にはKATO製の300形(もちろんナンバーは301!)とか鉄道コレクション1000形とかいいと思うんですけどね。僕が欲しいだけですけど。



秋葉原にきたぞー!
 お次は秋葉原。じっくり見て回るのは数年前のローゼンメイデンオンリーで訪れた時以来だな。秋葉原はまわりの建物や総武線の鉄橋のおかげで縦に長いイメージ。数年前の記憶を辿って、グリーンマックス、ポポンデッタ、タムタム、リバティーを探索する。・・・うーん、悔しいが大阪より良い物が揃ってるな。そんなわけで荷物になると分かりながらも103系のガラス等々を購入してしまった。あと、リバティーは関西ではお目にかかれないお店なので新鮮です。中古プラモデルにはやや強気の値段設定をしているようなのですが、中古の鉄道コレクションに関しては即決で購入してしまいたくなるほどお手頃価格。鉄コレはさすがに荷物になるのでこの日は購入を見送る。明後日まで待ってろよな!



その後、神田でI先輩とK同輩と合流するために銀座線に乗る。写真は上野駅なんだけど、なんか、こう模型的にワクワクする形状だなぁって。

 その日はちくわ天そばを食べて夕食は終了。実は新幹線の弁当を除き、この旅行の3日間で食べた固形物はこれを含む2杯のそばとおにぎり1個、パン1個のみ。列待機のトイレ対策もあるが、明らかにカロリー不足。それでも全く問題なく活動できた。恐らく、体内のGNオタク粒子が蓄積した脂肪を高効率でエネルギーに変換したからと考察する。マネしちゃダメよ。

 明日は本番の2日目。壁やシャッター、企業を狙うわけではないが、それなりに緊張はするのだ。