GMパンタグラフのこと

 先週あたりからGM製のパンタグラフのことを悪く言っていましたが、せっかくなので工夫してみました。

実験台はGMのPT42。使用する道具はゼリー状瞬間接着剤。
 GMのパンタグラフの問題点は
1.板バネ無しでは上昇した状態が保持できない。
2.板バネが固すぎてパンタグラフが屋根から浮く。
3.板バネが目立つ
 これらを解消したいと思います。

赤い○印の部分にゼリー状瞬間接着剤を注します。丁度穴が接着剤で充填される程度で良いと思います。注した後はパンタグラフを上下に動かしながら接着剤の固化を待ちます。関節部分の抵抗を大きくするのが目的です。当たり前ですが、接着剤を注したまま放置すると本当に上昇しなくなるので気をつけてください。

バネ無しで上昇しました!
 ちゃんと上昇してくれればディテールがおとなしい目のGMパンタでも文句無いです。同社のPS13が板バネ無しで上昇するのも、黒メッキによる関節部分の抵抗増大によるものなんだろうなぁ。

今度、GMの完成品で発売される名鉄1000/1200系は板バネを使わない新設計のPT42が搭載されるそうです。キット向けのパンタグラフのリニューアルにも期待していいのかな?


72系を製作中。困った事に未塗装の箱ばかり増えてきています。